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## 媒体
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### Popup Image
### 标题
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photo_CF164B49_D62A_D3F3_41D0_A57FC244116C.label = 西田佳世
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photo_C71BCF94_D619_7292_41C2_B4E2B94CA71C.label = 辻󠄀彩菜
photo_CBE81689_D62F_5573_41E5_8231B3BBA579.label = 辻󠄀彩菜
photo_F4242FD8_D629_D291_41E3_4C42B8B1B59C.label = 通木菜々絵
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photo_3FFB19C2_28E3_AC0F_41B3_4C3A32861D73.label = 郭 嘉鑫さん
photo_C71EBA86_D619_7D71_41D0_21F699221975.label = 長野聖司
## 弹出窗口
### 内容
htmlText_300C6FD4_2923_640B_41B7_EA20454A9559.html = 京都市立芸術大学 版画
辻󠄀 彩菜 Tsuji Ayana
「生活の層14」
油性絵具、アクリル絵具、鳥の子紙
850×660mm
様々な形・素材を持つ衣服が畳まれ、積まれ、オブジェのような一塊になっている様子に美しさと奇妙さを感じています。大学院に入ってからは、木版画独自の彫りや刷りの表現に加え、他技法との併用、画面の分割構成等に取り組み、より豊かな”洗濯物の層”の表現に取り組んでいます。
多摩美術大学大学院 日本画
通木菜々絵 Tsuki Nanae
「subtlety」
岩絵具、水干絵具、土佐麻紙
1167×910mm
これまで祖母や母、自分の手をモチーフに作品を描いてきた。手はその人が歩んできた時間が強く表れる場所だと考える。それぞれ全く違う表情を表し、その人の人生を伝える。
大学院を修了し、日々のルーティーンや接する人が大きく変わり、時間の流れ方も変化したように感じる。物事の考え方や毎日の過ごし方など、これまでと変わるものと変わらないものがある中で、自分の思考回路や些細な心の機微を表現した。将来の自分の手はどのような表情を紡いでいくのか、思いを馳せながら描いた。
女子美術大学 日本画
池谷貴子 Ikeya Takako
「夢路」
紙本着彩
1167×1167mm
形あるものから形をもたないものへの道行を描きました。
崇城大学修士課程芸術研究科美術専攻 日本画
池田絵菜 Ikeda Ena
「雲を泳ぐ」
麻紙・岩絵具・水干絵具・パネル
1167×1167㎜
右往左往しながら水槽の中で流れを変えていく金魚の一瞬を捉えようと作品に描きました。そして多種多様な色、形をしている金魚一匹一匹に個性を持たせることを意識しました。
崇城大学芸術研究科美術専攻洋画講座 油画
荒木るな Araki Runa
「To light」
油絵具、キャンバス
1167×1167㎜
ありふれた日常のなかでシスターの一心に祈る姿が鮮明に目に焼き付いた。
ただ天に向かって祈るその姿が、差し込む光とともに昇華していくようで、あるいは一筋の光が闇から遠ざけるように優しく包みこみ、静かに神と心を通わせる心安まるひとときに感じられて。
それでも私にはまっすぐに祈りを捧げるその姿が、消して枯れることの無い愛で満ち溢れているようでひたすらまぶしく写った。
崇城大学芸術研究科美術専攻洋画講座 油画
西田佳世 Nishida Kayo
「recollection」
油絵具、キャンバス
910×1167mm
初日の出を迎えた様子を描いたもの。1月の海の冷たい空気、風、暖かい光や人物画の心情等を色や形にして描いた。
人物をシルエットのようにする事で鑑賞者それぞれが想像する人に当てはまるようにしている。過去の記憶は少しずつ掠れて忘れていくが、それを思い出した時に少しだけ描きおこされ、それの繰り返しによって過去の記憶は保たれるように思う。
広島市立大学 油画
田中 佑 Tanaka Tasuku
「内なる声」
パネルに寒冷紗、アクリル、油彩
1167×1167mm
ひとりの人間の中を覗けば、多種多様な「わたし」が存在する。現在、多元的パーソナルアイデンティティを有する私たちは、一つの像に収まることはできない。複数の自己の中でゆれ動く人間像こそが、リアルな「わたし」の姿ではないだろうか？
愛知県立芸術大学大学院 日本画
長野聖司 Nagano Seiji
「夏草に群青」
天然岩絵具 雲肌麻紙
530×410mm
琳派画家の画題、画法をモチーフに紫陽花を描いた。華やかな草花の表情を、天然岩絵具と古典技法で迫った。
日本大学芸術学部 日本画
宋 躍偉 So Yakui
「雲下の町」
墨、銀箔、銀粉、鉛筆、和紙
1167×910mm
本作の空の部分を墨で何層目を滲みして、リアリティな様子を作りました。銀粉で雲の部分を薄く塗って、偶然的な感じを表現しました。また、下の町の部分は銀箔を焼いて、鮮やかな色と建物の輪郭をはっきり描写して、穏やかな町を表しました。雲と町の対比とも、偶然性と必然性の対比だと考えています。そのため、雲下の町を制作しました。
東京藝術大学 モザイク
ヤマダカズキ Yamadakazuki
「旭志村の話」
大理石、御影石、ズマルト、金箔ガラス、セメント、パネル
890×890mm
私が幼少期に過ごした熊本県旧旭志村の伝承群を題材に制作した。特に私が気に入っている伝承は長者伝説である。広大な田園を持つ群倉（むれくら）長者がこの土地にいた。その広い田園の田植えを一日で終わらせようとし、膨大な人数で田植えをしていたが間に合わず日が沈んできた。そこで田園の端に並ばせた力自慢の男達に黄金の扇子を持たせ、太陽をあおいで高いところに戻させた。再び太陽が落ちる前に田植えを終えようとしたが、男達は疲れ果ててついに日が沈んでしまう。そこで近くの丘に油をまいて火をつけ、その明かりで田植えを終わらせたが、残り火が火の玉となり長者の屋敷や蔵を全て燃やしてしまった。この火の玉は長者が火をつけた丘に棲む大蛇の祟りだといわれる。
私はこのような日本各地の魅力的な伝承を作品として残していきたい。モザイクはとても耐久性に優れており、古い伝承を過去から未来へと引継ぎたいという私の動機を可能にするメディアだと考えている。
東京藝術大学 日本画
堀田紅音 Hotta Akane
「雨が降る部屋」
紙本彩色
1167×910mm
雨が降る部屋には大きな木が育ち広く根を張ります。
東京藝術大学 日本画
平田 望 Hirata Nozomi
「La Vie en Rose」
木製パネル、麻紙、墨、岩絵具、胡粉、銀箔、銀泥
910×727mm
コロナ禍の学生生活では若い世代の人生が奪われてしまっていると実感する機会が多くありました。不安で諦観しなければ生きられない世の中だったとしても諦めて生きる今を否定して自分の意志によって歩み出して人生を取り戻していくことを喚起することで、何の変哲もなく何も起こらない名もなき日常と生涯の尊さを表現しました。
東京藝術大学 油画
常行哲弘 Tsuneyuki Akihiro
「追奏Ⅳ」
油絵具 キャンバス
1167×910mm
あの世とこの世を繋ぐものとして水をモチーフとしている。
もう会えない人達に対する私からの想いと、その人達が安らかであってほしいという私の願望を込めて作品にした。
東京藝術大学 油画、アクリル画
杖谷美彩 Tsuetani Misa
「みさ、居る」
油絵具、アクリル絵具、キャンバス
1167×727mm
うまく言葉にできないですが、毎日少しずつでも今よりもいい世界になったらいいなと思って制作を続けています。それは絵を描くということだけではなくて、料理を作って食べたり、人と話したり、健康的な時間を過ごして好きだと思える自分を作っていくということ。そんな心持ちで描いた絵です。作品について気になることやご感想があれば是非聞かせてくださると嬉しいです。
東京造形大学大学院
中島瑞貴 Nakajima Mizuki
「みそのへお見舞いに」
版画、和紙、油性インク、色鉛筆
600×850mm
"人生という普遍的な時間の中にあった出来事をもとに人の存在を辿りながら制作をしています。
アルバムに残っていた4人が佇む写真には親族の入院に関する言葉が一緒に書かれていました。これを見た時、自分がお見舞いに行った病院での体験が連想され、写真に残る彼らの姿と自分の記憶を重ね作品にしました。"
武蔵野美術大学 油画
井下紗希 Ishita Saki
「胎内の熱花」
油彩、キャンバス
1167×803 mm
大学院を卒業し、社会に出ていくなかで、自分自身の温めてきた世界観や、絵への情熱を守りたい、という反動が生まれ、母親の胎内の中に咲く花を連想していました。そこで、静岡県御殿場市の「御胎内洞窟」へ旅をし、そこで見たものや得た感覚をもとに、この絵を描きました。
武蔵野美術大学大学院 日本画
周安楠 Shu Anna
「風想」
水干絵具、墨、透明水彩、顔彩、岩絵具、胡粉、金泥雲母、高知麻紙
1167×910mm
大学、大学院とで学んだ中国画と日本画の技法や構図、色調を元に描きました。
紅く染まり始めた葉と、乾き薄くなり始めた竹の間を飛ぶ鳥で秋の気配を表現しました。
金沢美術工芸大学
山田 美智子 Yamada Michiko
「雪景に馳せる」
油絵具、パネル
1167mm×910mm
幼い頃から冬が一番好きな季節で、記録的な猛暑が続いた今夏、より一層冬への憧れが募っていました。昨年の冬に、雪の中ではしゃぐ子どもたちを見かけ、愛らしさと同時に懐かしさに駆られました。今作では、寒い季節にも無邪気に遊ぶ子どもたちの暖かな表現を目指しました。
金沢美術工芸大学大学院 日本画
片山開登 Katayama Kaito
「追憶の間」
麻紙、岩絵具、墨、藍
1000×1000mm
生花は２,３日もすれば枯れてゆき、命を全うするまで姿形を変え続けます。
花屋には生きゆくものと枯れゆくものが同居し、その生命の儚さを思う心情が表現できればと思い、制作しました。